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小胸筋症候群について

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治療
小見山 俊也

小胸筋症候群とは

腕や手指に繋がる血管や神経が胸郭を出た所(鎖骨周辺)で、圧迫されて起こる神経や血管の障害を総称して「胸郭出口症候群(きょうかくでぐちしょうこうぐん)」と言います。

『小胸筋症候群(しょうきょうきんしょうこうぐん)』は、胸郭出口症候群の一種で、別名『過外転症候群(かがいてんしょうこうぐん)』と呼ばれ、小胸筋が過緊張したことにより、その下を通る神経や血管が圧迫されて起こります。

引用:アールカイロプラクティックセンター

https://r-chiro.com/thoracicoutletsyndrome-2

 

TREE(ツリー)に来られる患者さんは、

手が痺れる

手に力が入らない

症状がある側の手が冷たく感じる

腕を上げると手が痺れる

 

などの症状を訴えて来院される事が多いです。小胸筋症候群とは広義では胸郭出口症候群と言い、胸郭出口症候群の中に「斜角筋症候群」「頸肋症候群」「肋鎖症候群」「小胸筋症候群」と分類されます。首や胸の辺りから腕へと出る神経と血管があり、人体の構造上圧迫されやすい部位です。どれも症状は似ていますが、圧迫される部位で名前が変わっているだけです。

 

 

◾️小胸筋症候群の原因

腕に繋がる大きな神経と血管の圧迫により症状が出ます。圧迫しているものは自分の筋肉や姿勢の悪さです。首周りや胸周りは狭い場所にたくさんの骨や筋肉があるので圧迫されやすいですが、問題の部位を解放してあげると症状はきれいに無くなります。

 

 

◾️TREE(ツリー)の治療方針

小胸筋症候群の根本的な改善の最終的なポイントは、動作や習慣の改善にあります。

胸の筋肉が固くなる原因は、普段のケア不足・良くない習慣がある事が多く、いくら優れた技術でその場の痛みが改善したとしても、同じ生活を送っていては同じように胸の筋肉が固くなり、結果小胸筋症候群を起こしやすいです。

TREE(ツリー)では、まずは、問診にて痛みがどの範囲に見られるのか、どのような行為に伴って症状が増悪する傾向があるのかなどを確認します。また普段の生活や仕事の動作での負担などを詳細に評価します。

胸の筋肉が固くなれば様々な部位に負担がかかる事が多く、検査で肩甲骨周囲の筋肉の柔軟性の悪さ、筋力低下などの自分では気づけない症状も見つかります。私たちは見えない症状へもアプローチしていきます。

治療は、痛みを軽減させるために、深部まで届く超音波治療器や特殊電療ハイボルテージ、この2つを組み合わせたコンビネーション治療で、直接痛みの原因の部分にアプローチし、早期に痛みを取ります。同時に根本の原因の胸周りの筋肉を治療していきます。TREE(ツリー)では、独自の治療技術で痛みの出ている箇所のみではなく、痛みの原因になっているところにアプローチします。体をボキボキ鳴らすような施術ではなく、痛みの無い、体の使い方も整える施術です。マッサージに行って身体が楽になったけど後で痛みがぶり返したり、他の整骨院・接骨院で適切な施術を受けられなかった多くの方が、TREE(ツリー)独自の技術で症状が改善しています。

 

胸の筋肉への手技やストレッチで痛み・痺れの緩和がさらに期待できます。肩関節の柔軟性を出してあげるだけである程度症状が改善されます。

そして、症状を悪化させる動作や習慣を控えるように指導します。しっかりした問診により、原因となる動作を把握していますので、患者様一人一人に最適な動作改善や、ストレッチ、必要であれば筋力トレーニングをご提案します。

 

TREE(ツリー)では、痛みの出ているところだけではなく体全体、そして動作や習慣にもアプローチすることで、小胸筋症候群の根本改善を目指しています。

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