腱鞘炎とは
腱鞘炎になると、指の付け根などに痛みや腫れが起こります。近年スマートフォン(スマホ)の長時間利用など指の使い過ぎにより「ドケルバン病」といった腱鞘炎や、指の曲げ伸ばしの際に引っ掛かる「ばね指」といった症状が増えています。手首に負担がかかりやすい子育て中の人や、スポーツやキーボード操作などで指をよく使う職業の人などもなりやすいといわれます。
引用:第一三共ヘルスケア
https://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/51_kensyoen/
TREE(ツリー)に来られる患者さんは、
・物を持って作業すると痛い
・朝一は結構痛い
・力が入りにくい
・ピンポイントで痛い場所がある
などの症状を訴えて来院される事が多いです。腱鞘炎と聞けば時間が経てば勝手に治るだろうと思いになるかもしれないですが、なかなか治らない腱鞘炎もあります。人間には治癒力(自分で自分を治す力)を持っていますので、時間が解決してくれるケースもあります。しかし、その治癒力を阻害する因子を持っていればなかなか治りません。軽い症状でも阻害因子があれば長引きます、何が阻害因子になっているか自分では分からない方が多いので腱鞘炎だからと言って放置していると違う場所が痛くなってきたなど、二次的に症状が出てくるので早く治療をしていきましょう。
■ 原因
腱鞘とは関節付近にある筋肉の腱(スジと言われるもの)が通るトンネルみたいな物です。筋肉のオーバーユースで筋肉が硬くなり柔軟性が落ちると腱鞘の所で炎症が起き症状が出ます。これが原因です。腱鞘炎は前腕部(肘から手首)の筋肉がトラブルで発症する事が多いです。安静にする事が炎症を抑える大切な事ですが筋肉の治療をしないとすぐにまた腱鞘炎を起こすので、安静と筋肉の治療が大切になってきます。
■ TREE(ツリー)の治療方針
腱鞘炎の根本的な改善の最終的なポイントは、使い方や習慣の改善にあります。
指の筋肉が固くなる原因は、オーバーユース・前腕部(肘から手首)の柔軟性に問題があることが多く、いくら優れた施術でその場の痛みが改善したとしても、同じ生活を送っていては同じように筋が固くなり、結果症状が戻ってしまいます。
TREE(ツリー)では、まずは、問診にて痛みがどの範囲にみられるのか、どのような行為に伴って症状が増悪する傾向があるのかなどを確認します。また使い方・頻度などを詳細に評価します。
筋肉が硬くなれば腱鞘に負担がかかることが多く、検査で前腕部の柔軟性の悪さ、筋力低下などの自分では気づけない症状も見つかります。私たちは見えない症状へもアプローチしていきます。
治療は、痛みの軽減させるために、深部までとどく超音波治療器や特殊電療ハイボルテージ、この2つを組み合わせたコンビネーション治療で、直接痛みの原因の部分にアプローチし、早期に痛みをとります。同時に根本の原因の前腕部の筋肉を治療していきます。TREE(ツリー)では、独自の治療技術で痛みの出ている箇所のみではなく、痛みの原因になっているところにアプローチします。体をボキボキ鳴らすような施術ではなく、痛みの無い、体の使い方も整える施術です。マッサージに行って身体が楽になったけど後で痛みがぶりかえしたり、他の整骨院・接骨院で適切な施術を受けられなかった多くの方が、TREE(ツリー)独自の技術で症状が改善しています。
前腕部の筋肉への手技やストレッチで痛みの緩和がさらに期待できます。手の柔軟性を出してあげるだけである程度症状が改善されます。
そして、症状を悪化させる動作や習慣を控えるように指導します。しっかりした問診により、原因となる動作を把握していますので、患者様一人一人に最適な動作改善や、ストレッチ、必要であれば筋力トレーニングをご提案します。
TREE(ツリー)では、痛みの出ているところだけではなく体全体、そして動作や習慣にもアプローチすることで、腱鞘炎の根本改善を目指しています。
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